大田県豊後高田市にある国宝 富貴寺大堂を見に行ってきました。
富貴寺大堂の復刻モデルを見ることができるところ
富貴寺大堂を見たのは、初めてで宇佐市にある風土記の丘・県立歴史博物館でその復元モデルを見た後でした。
ちなみに風土記の丘・県立歴史博物館では、華やかな頃の富貴寺大堂の復元原寸モデルを見ることができます。その華やかなイメージは、まるで極楽浄土。とにかくド派手な絵柄で、きっと当時の民にわかりやすくするためにあのようなケバケバしい色にしたのではないでしょうか?
富貴寺大堂へのアクセス
富貴寺大堂へのアクセスは、意外にも山奥にあります。大分方面からくるのであれば、農業文化公園のサービスエリアから降りて、10号線を目指すとよいでしょう。ほどなくすると10号線から風の郷の温泉に行く緩やかな上り坂があるのでどんどん登っていきます。
県道665線沿いには、熊野磨崖仏蔵があります。さらにいくと県道34号線に突き当たるのでそのまま直進するとどんどん山奥に入っていくのです。車でなければかなり時間がかかるのではないでしょうか?昔の人は、足で行っていたということを考えると今の時代は恵まれているなと感慨深いものがあります。
富貴寺大堂の拝観料は?
富貴寺大堂の拝観料は、意外なほどに安いです。
大人:200円
子供:100円
パンフレット付き
たしか団体割引きもあったと思います。自分の場合は、最初入り口がわからなくてなんと富貴寺の本当?の入り口から入ってしまったのでした。^^;
こちらが本来の富貴寺の正門だと考えられるのですが、一般客はもっと左手の大きな門から入るのが普通のようです。
勝手がわからない私は、こちらでお参りすることに・・。ふとワキを見ると、参拝者用の料金所があるのが目につきました。
入場した境内から料金を支払うことに・・・。
富貴寺大堂の写真
外観は、どこかの本でみたとおりでした。(当たり前か!)復元モデルの神々しさはなく、質素な侘び寂びを感じる趣でした。
実は中に入れたりする
富貴寺大堂は、外観を見るだけで入ることなどできないと思っていました。正面から見ると入り口がないんですよね~。でもよく見ると靴を脱いでお上がりくださいの張り紙が・・・。
えっ?入れるの?
本堂のワキから入ってみると国宝の阿弥陀如来座像を拝むことができました。裏手にはまわれないようになっていたのは残念です。防火や防犯のためにそのようにしているようでした。中は真夏だというのに、ひんやり。
この空間だけが、平安時代に戻ったような気さえしました。
大堂の裏手に長い階段が・・・
薬師岩屋というものがあるらしい・・。さっそく石段を登って行くと
最後に、本来の入り口を見てみました。